Side 悠斗
俺が今、居るのはカラオケ店。
そして目の前に居るのは女どもが4人。
なんで、ここに俺が居るのかというとのんきに前で女と喋っている勇介に無理矢理連れて来られたからだ。
あぁーっ、まぢでありえねーし!!
すると、急におしゃべりタイムとかというやつが始まりくじを勝手に相手を決めていた。
つーか、やりたくもねーのになんでこんなことをやんなきゃなんねーんだよ。
俺の前にいる女と目が合った、もちろん俺は目をすぐに逸らした。
たしか、こいつは俺のことを毎日「スキ」と言ってくるやつじゃねーかと思った。
なんだよ、こいつだって俺のことを毎日好きとか言っておきながら結局は合コンとか普通にきて隣の野郎と話してるんじゃねーかよ。
てかなんで俺があんな奴のことを気にしてるんだ。
どーせ女なんか顔でしか男を選ばねーんだから。
いつだってそうだった
俺は隣にきた皐月って女の話しを無視して携帯をいじっていた。
はぁ〜、てかさっきから本当にこいつうるせぇな。
正直言って俺は合コンとかは嫌いだ。
全然楽しくない。

