いつか…。




そういって相沢くんに
指輪をみせた。



『それ、愛未の指輪…』


『この前拾って
渡そうにもアイツ
練習来ないからっ!』



『きっとアイツ
探してるはずだ!
まだ近くにいると
思うから渡してあげて!
それから今日愛未の
命日だからアイツ一人で
どっかに居るはずだっ。』

                


少し焦り気味に言う相沢くん。



あたしは
わかった!といって
走った。



どこにいるんだろ?


この人の多さだと
見つけるのが
難しい。


一人でいるのかな?



だとしたら…



あたしは河原に
向かって走った。


河原につくと
人陰が見えた。



ひとりで
夜空を見上げる荒木。


花火が上がると
光って顔が見える。