いつか…。



『おい!荒木!
なんかお前らのクラス
文化祭なんもできねーらしいぜ?』

タクが教えてくれた。



『は?なんで?』

そう聞くと、


『なんか文化祭に
関する委員会
月島さんが出るの忘れた
らしくてそれでお前らのクラスの
プログラムが組まれてないらしいぜ?
月島さんも何度も抗議したらしいんだけど
一方的に付き返されたみたいで』



俺は気付いたら体が
動いていた。


向かったのは
委員会室。


『おい!俺らの
クラスが何も出来ないって
本当なのか?』


文化祭実行委員会の委員長が
まだ残っていた。


『1年2組かい?
ああ!君のとこの
議長が委員会来なかったから
なにもしないのかと思って。』


俺とそいつの
口論は2時間にも及んだ。


アイツのミスで
クラスの人間から
批判されてるのを
みたくなかったから
俺は一生懸命訴えた。


そしてようやく…


『わかったよ!先生に言って
プログラム組み直すよ!
今度からこんなこと無いように
気をつけてよ!』

俺は委員長に勝った。