いつか…。



病院からの電話だった。


『あの?不在着信が
あったんですけど?』


『お名前教えてください。』


『荒木優羽です。』


『荒木さんですね?
少々お待ちくださいね
えーっと、あっ!
見羽愛未さんの
知り合いの方ですよね?』


『はい、彼氏
ですけど。』


俺はこの時
冗談なんかじゃ
ないことを知った。



『大変申し上げ
難いのですが
見羽愛未さんは
本日の2時32分に
この病院に搬送
されたのですが
手遅れで…お亡くなりに
なられました。』



俺は頭が真っ白になった。

愛未が死んだ?

ほんとに?

でもこの時俺は
意外にも冷静だったのを
覚えてる。


『そーですか
教えてくれてありがとう
ございました。』

俺はそう言って
電話を切った。