まさか泣くと思ってなかった。
『おい!泣くことねーだろ?
冗談だって!ごめんな?』
そういうと愛未は
『優くんのばかっ!
あたしがどんだけ
大事にしてるか知らないくせに!』
そう言って
部屋を飛び出して
帰った愛未。
俺は走って追いかけたが
見失った。
携帯に電話しても
繋がらない。
『あんな怒ることねーだろ…。』
でも俺はこの時は
またいつもみたいに
泣きながら謝ってくる
くらいに思って
部屋に戻って眠っていた。
目が覚めて
辺りを見回すとすっかり夜。
携帯をみると
すごい数の不在着信が。
愛未かな?と思って
確認すると
愛未からの着信はなく
タクの着信ばかり
あと知らない番号が数件。
とりあえずタクに
掛け直そうとしたとき
タクから電話が
掛かってきた。

