そんな時ふと
愛未の左手を見た。
あの時左手を
見てなかったら
愛未はまだ
俺の傍にいてくれた?
ふと左手をみると
そこには指輪がなかった。
『あれ?愛未指輪わ?』
そう聞くと、
『今日準備してる時に
外してつけるの忘れちゃったの。』
俺はすこし
ひねくれて
『ふーん、
はずして忘れちゃうくらいの
物なんだ愛未にとっては!』
そう言って壁のほうを向いて
寝転がる俺。
俺はそこまで
気にしてるつもりなんて
なかった。
でもすこし
意地悪してしまった。
すると
無言の愛未。
俺はチラッと愛未をみた。
すると俯いて泣いている愛未。

