いつか…。




リビングには
ラップのしてある
目玉焼きと
トーストが。


俺は冷蔵庫から
牛乳を取り出し
コップに注いだ。


そして朝食を
終えて
真新しい
制服に着替えた。


念願のブレザー。


少しだけ
心が踊った。


着替えを済まし
携帯をポケットに入れ
財布をカバンに入れて
玄関を出る。


学校までは
バスで10分。

地元の高校だから。


バスを降りて
校門をくぐったら
桜が満開で
すごく綺麗だった。


玄関に向かうと
クラス割が張り出されていた。

自分のクラスを
確認する。

『1年2組か…』

クラスを確認して
教室に向かう。


教室に入ると


『荒木!おはよっ!』

と元中の奴らがチラホラ。

俺は笑顔で挨拶。