この日から お互いの左手薬指には 二人の愛の証が。 俺はいつも この指輪を見るたび 笑った。 タクはそんな俺を みて笑ってた。 幸せそうな 俺みてるのが 嬉しいんだって。 変な奴。 そしてすぐ 夏休みに入った。 花火大会も夏祭りも ふたりでいこうと 約束した。 でもその約束は 果たせなかった。 花火大会の 二日前。 8月4日。 俺は愛未と 自分の部屋で くつろいでいた。 『暑いから どこも行く気しねーな。』 『あたしは 海とか行きたいよ!』 海か…。