『荒木?
悩みがあるんなら
相談して?あんたは
一人じゃないから…』


あたし
何言ってんだろ?

急に恥ずかしくなった。

そしてあたしは
荒木を屋上に
残して走って
屋上を出た。



なんであんなこと
言っちゃったのか
自分でも不思議。


でもあたしは
この日から
荒木のことが
気になる存在に変わった。