2年生の教室のある 校舎に戻る途中 俺はタクに聞いてみた。 『お前、もしかして あの桜井とかいう子 気になってんの?』 『えっ!?な、なんで?』 怪しい。 『なんとなく 緊張してる風に 見えたから。』 そう答えると、 タクは ハアーとため息をつく。 『なんだよ?どーしたんだよ?』 そして 『荒木には敵わないな。』 そう言ってタクは 心中を話し出した。 話を聞いていると どうやらちょっと タイプらしい。 タクには珍しい事だった。