『だれー?』 『さぁ?見たことない子』 見たことない子ってことは 女だろうか? 頭を過ぎったのは 明日香。 『寝てるって言って。』 『いつまで拗ねてんだか。』 そう言って母さんは 階段を降りていく。 母さんは 俺の異変に 気づいていた。 無理もないか。 学校だって 行ってないし。 別れたことは 言ってないけど きっと察してるに 違いない。 するとまた 階段を登る足音。 『優羽ー?なんか 起きるまで待ってるって 言うんだけど?』 絶対明日香だ。