『なんだよ?』
『傍におって…。』
涙目でいう明日香。
『そんな眼で見たって
無駄だから。』
『うちな…
ほんまはこんなこと
しよったらあかんって
分かってんねん…。』
泣きながら話し出した明日香。
『そう思ってんなら
やめろよ。』
『でもな?
うちは本気…
こんなに誰かを好きに
なったことなんてない
今まで適当に誰かと付き合ったり
したことはあっても
気持ちなんてまったくない恋しよった
でもこの学校に転校してきて
うちの気持ちが初めて動いた
優羽を見たときから
胸がドキドキして
たまらんかった…
クリスマスの日に
電話したんも声だけでいいから
聞きたかった…
キスしたんも優羽が
愛しすぎて…
優羽は嫌やったかもしれん
でもうちは優羽に
嫌われてもええから
傍で優羽を見たいだけやねん
だから今くらい…うちの
傍でおってよ…。』
涙を流す明日香。

