いつか…。




『あたしも相沢くんと
触れ合うたび、
優しくて思いやりの
ある素敵な人だと思った
正直、見た目との
ギャップに驚いた

でもね…あたし…。』



そこで彼女の口が止まった。



『どうしたの?』


そう聞くと、



『ごめんなさいっ!
あたし…あたしっ!
ほんとは荒木君が好きなの!』



えっ?荒木?


俺は耳を疑いたかった。



『中学に入学した時に
あたし荒木君に
助けてもらったことがあるの
あたしが2つ上の
女子の先輩と肩ぶつかっちゃった時、
少し相手と揉めてしまって
すごく怖かった、そんな時
荒木君が間に入ってくれて
あたしを助けてくれたの…
彼がこの事を覚えてるか
分からないけどあたしは
その時彼に一目惚れしたの…。』



その話を聞き
頭が回らない。



『そう…だったんだ…。』