いつか…。



『別にそんなんじゃ
ないわよ!てかあんたが
ここにあるなんて
知らなかったし。』


俺は
『あっそ…。』とだけ
言ってまた空を見上げた。


すると月島が口を開く。


『なにか悩みでもあるの?』


いきなりなんだ?


『悩み?悩みが
ないことが悩みだけど?』


そう言うと、


『嘘だ!あんたは
なんか強がってる。』


なんなんだ?こいつ?
心でも読めるのか?


『なんで月島さんは
そう思うの?』


すると月島は俺の横に座って


『なんとなく、
目が寂しそうに見えたから。』


『そんなことねーよ!』

と笑顔で答えると
すこし顔を赤くする月島。


てかこいつは
何しに屋上に来たんだ?


『てか、何しに
屋上きたの?』