目の前では
荒木が黙々と
選んだ料理を
食べていた。
俺は、パスタと
コーンスープを
選んで食べていた。
パスタはカルボナーラ。
俺の大好物だ。
大好物を食べている時でも
自然と無意識のうちに
彼女を目で追っていた。
自分でも思う。
重症だと。
晩飯のあとは
自由な時間があった。
俺は荒木と
同じ部屋。
部屋にいても
する事がないので
ブラブラと
する事にした。
彼女に会えることを期待して…
ホテルの外へと出た。
波の音しか聞こえない。
都会育ちだから
こんな静かな夜は
産まれて初めてだ。
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