「お前は、そんなに弱い人間なのか?」


「は?意味分かんない」


「音愛がスカート短いからって、お前も真似すんのか?」


「真似なんかしてないし」


「じゃあ、直せばいいんじゃないのか?」


「先に、アイツが直したら直すよ」


「お前、今何て言った?アイツ?音愛は、お前とは違って直す時は、ちゃんと直すんだよ!お前は、それも出来ないのか?」


「何、音愛さんのこと庇ってんの?先生が、そんな事していいんですか〜」


「お前が直さないからだろ?」


先生は、ものスゴく低い声で言った。


私は嫌な予感がした。