「あげるー」



ちょっと舌足らずな口振りで、ホット苺ミルクを渡してきた。


中身は当然空っぽで、ハルの頬は赤くほんのり熱をもっていた。


昔と全く変わらないハルがとても愛しく思える。



「………好きだよ、ハル」



俺はそう呟くと、ハルの頬に軽くキスをおとした。


さらに頬を赤くするハルに、もっと愛しさがました。


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