手が震えて顔から血の気が 引いていくのがわかった。 そんな風に思われてたんだね、私… 「半年付き合っててヤった回数三回ってどうよ。」 やだやだやだ…聞きたくない。 私は震える手で耳を塞ぐ。 私は偽物の雅を見ていたの? ヤり目だったの? 私は大好きだったよ。 ねえ、貴方は私のこと どういう風な目で見てた? 好きだったの…? 視界がぼやけていく。 あ、私泣いてるんだ…。 こんな男のために 涙ながしてる。 一粒の雫が私の頬を つたったとき、 頭の上から誰かのブレザーが ふさっと被さった。