最近廊下で見掛ける雅は、
いつもと変わらないあの笑顔で
男友達としゃべってる。

周りにはいつも
女の子がたくさんいて‥─

彼女 、 出来たのかな?

先輩と後輩なんて
差がありすぎたのかな

みんなの憧れの先輩と
付き合うなんて
私にはやってはならないこと
だったのだろうか‥─



運命なんて、やっぱりないよ。



そういえば、図書館のあの本
どうなったんだろう?



そう思った私は
放課後に図書館に
行くことにした。