*~どっちが好き?~*


「だから・・・。」

『分かった・・・。もぅ臣とは関わらない・・・。』

「本当ですか?」

『うん・・・。』

「ありがとぅございます♪じゃ、あたし戻りますね?」

『うん・・・。』

泉美ちゃんは

自分のクラスに戻っていった。


これでいいんだよね・・・?

臣を忘れるには

こぅするしかないよね・・・?


グスッ


こんな所で

泣いたらだめぢゃん・・・。

あたしは、体育館の裏に移動した・・・。

ここなら、誰もいない・・・。

『グスッうぅぅわぁぁぁん』

あたしは、

思いっきり泣いた・・・。