「羅々ちゃん、今すぐこちらにいらっしゃい!着替えるわよ!」
いや、ちょっと待って。
ちょっとじゃなくて大分まって。
私…やるなんて言ってない!
「…い、いや、あ、あの…」
恐る恐る口にはしてみたものの殺気立ったお姉さんの耳には届かない。
「…ちょっと、あのっ…」
駄目だ。
先生の事睨みまくってる。
どうしよう…
私なんか、撮って貰った所で一円も儲からないんだから、早く止めた方がいいに決まってるのに…
むしろ、損する…っていうか
とにかく止めた方が良いに決まってる!
どうしよう…
どうやって止めさせよう?
そんなことを考えていた時、先生が私の顔をじっくりと観察するような目で、
「羅々、撮ってもらうでしょ?」
と聞いてきた。
チャ、チャーンスっ!
今しかない!
「…い、いえ、あの…」
"すみません、無理です"
そう言おうとしたのに遮って。
「…羅々なら、出来るから。大丈夫。心配しないで。」
優しい声で。
「先生が、見てるよ。」
優しい顔で。
「良い顔で撮って貰って来なさい。」
なんて言うから。
断れなくなったじゃない。
「…はい。」
いや、ちょっと待って。
ちょっとじゃなくて大分まって。
私…やるなんて言ってない!
「…い、いや、あ、あの…」
恐る恐る口にはしてみたものの殺気立ったお姉さんの耳には届かない。
「…ちょっと、あのっ…」
駄目だ。
先生の事睨みまくってる。
どうしよう…
私なんか、撮って貰った所で一円も儲からないんだから、早く止めた方がいいに決まってるのに…
むしろ、損する…っていうか
とにかく止めた方が良いに決まってる!
どうしよう…
どうやって止めさせよう?
そんなことを考えていた時、先生が私の顔をじっくりと観察するような目で、
「羅々、撮ってもらうでしょ?」
と聞いてきた。
チャ、チャーンスっ!
今しかない!
「…い、いえ、あの…」
"すみません、無理です"
そう言おうとしたのに遮って。
「…羅々なら、出来るから。大丈夫。心配しないで。」
優しい声で。
「先生が、見てるよ。」
優しい顔で。
「良い顔で撮って貰って来なさい。」
なんて言うから。
断れなくなったじゃない。
「…はい。」


