そこからお風呂に入ったりなんやかんやしていたら、既に朝陽が昇り始めていた。

私が自主的にやった事だから自業自得なんだけど…。

でもそれでも眠い物は眠い。

まぁ、時間掛けたおかげでレポートは自分の納得のいく物が出来たからそれはそれで良いんだけど。


私は、チラッとさっきから私の事を見ている三浦くんに向かって言った。

「…昨日夜遅くまで調べ物してて。あんまり、眠れてないの。」

私が恥ずかしがりながら、…ごめんなさい、と言うと三浦くんは、

「…そんなに眠いんなら保健室行って寝かして貰えば?
"体調悪くて…"とか言えば寝かして貰えんじゃね?」

と言った。

…保健室…かぁ。

確かに今の私にとって、三浦くんの提案はすごく有難い物だった。

出来れば行きたい。

行って直ぐ様寝たい。

…だけど。