先生とシンデレラ

「最初は、自信無かったの。
先生に、華ちゃんに変わって貰う様に頼んだりもした。」

華ちゃんの目が一瞬だけ、揺れる。

「でもね。今はやってみたいって思ってる。」

「挑戦したいって思ってる。新しい自分を見つけたいって思ってる。」

私がそこまで言うと華ちゃんは、そっと口を開いた。

「それは…私の話を聞いた上で?」

言わなきゃ。

言わなきゃ。

自分の思いを伝えるんだ。

「うん。」