先生とシンデレラ

「…ふ、…はは…」

私が決死の覚悟で言葉にしたにも関わらず、先生はおかしそうに笑う。





意味がわからない。

私、何か変な事言ったかな…

そう考えていると。

先生は私の頭を優しく撫でて、
「…羅々。」

そう名前を呼んでから。

「教室に行ってみようよ。」