先生とシンデレラ

「…め「話を聞いてくれてありがとう。」

私が話し出すのを遮るかのように、芽維ちゃんは勢いよく椅子から立って。

立ち上がった芽維ちゃんを見上げると。

芽維ちゃんは、まだ、泣きそうな顔をしながら。

「…本番は、明後日ね。お互い、頑張りましょう。」

そう言って。

私に

何も言う暇を与えないまま。

芽維ちゃんは、

図書室から出て行った。