「…何で、ですか。」
回らない思考を無理やり回しながらそう言う。
「時間の無駄でしょ、待ってる間。CDもあるんだし。」
先生は、ほら、と置いてあったCDプレイヤーを指差す。
「…で、でも!先生、踊れるんですか?」
先生は不思議そうな顔で私を見て、すぐに自信気な笑顔で
「もちろん」
と言った。
“もちろん”?
何で?
だって先生は。
「…そこの椅子で座って見てただけですよね?」
そこ。
といつも先生が座ってる椅子を指差す。
「見てたら覚えるでしょ」
出た。
先生の、天才発言。
真面目にやってるこっちが馬鹿みたいじゃない。
思わずムッとすると、先生はクスッと笑って、
「…で、どうすんの。先生と踊りたいの、踊りたくないの。」
ずるい。
ずるい。
ずるい。
本当にずるい。
最初から、知ってるくせに。
結局、断れない事を
知っているから
そんなに笑顔なんでしょう?
「…っ踊りたいです…!」
下を向きながら。
手をぎゅっと握りながら。
すると先生は、下を向く私の顔を覗き込んで、手を上から握る。
ピクッとした私を少し笑って。
「…じゃあ、踊ろうか。」
といつもより優しい声で言った。
回らない思考を無理やり回しながらそう言う。
「時間の無駄でしょ、待ってる間。CDもあるんだし。」
先生は、ほら、と置いてあったCDプレイヤーを指差す。
「…で、でも!先生、踊れるんですか?」
先生は不思議そうな顔で私を見て、すぐに自信気な笑顔で
「もちろん」
と言った。
“もちろん”?
何で?
だって先生は。
「…そこの椅子で座って見てただけですよね?」
そこ。
といつも先生が座ってる椅子を指差す。
「見てたら覚えるでしょ」
出た。
先生の、天才発言。
真面目にやってるこっちが馬鹿みたいじゃない。
思わずムッとすると、先生はクスッと笑って、
「…で、どうすんの。先生と踊りたいの、踊りたくないの。」
ずるい。
ずるい。
ずるい。
本当にずるい。
最初から、知ってるくせに。
結局、断れない事を
知っているから
そんなに笑顔なんでしょう?
「…っ踊りたいです…!」
下を向きながら。
手をぎゅっと握りながら。
すると先生は、下を向く私の顔を覗き込んで、手を上から握る。
ピクッとした私を少し笑って。
「…じゃあ、踊ろうか。」
といつもより優しい声で言った。


