先生とシンデレラ

先生は私の返事を聞くと満足そうに笑って、ん、と言った。

それから自分の手帳のようなものを広げて見つめながら

「明日からの予定だけど。」

と言った。

私が、はい、とうなずくと先生は

「とりあえず姉さんに歩き方とかポージングとかは教えてもらってるから良いとして…
衣装だね…。」

「衣装…ですか」

「何かしら希望があるなら言って。」

衣装。

そんなの何も考えてなかった。
「衣装…」

「うん。
ウェディングドレス。」

…そうか、私ウェディングドレス着るんだった…

ぼんやりとそう考えていると、

「ちょっと。
起きてる?…寝ないでよ」

「ね、寝てませんっ!!」