先生とシンデレラ

いつもならスタジオに向かってるはずの時間何故か私は先生に呼びだされて社会科準備室で先生を待っていた。

…暇だな~

私が先生がいつも、座って、という椅子に座って足をプラプラさせていると先生が突然準備室に入ってきた。

…しかもすごい勢いで。

「…ど、どうしたんですか?」

「いや、…なにもない」

いやいや。

何もないって。

そんなわけないでしょ。

私が首をかしげてると先生はいつもの定位置に座って

「じゃ、今日の予定を伝えるよ。

羅々には今日…他のクラスの子たちの偵察をしてもらうから。」

は?

ちょっと待って?

「“偵察”?」

「うん。まずは敵の事を知っていかないとね。

何もできないでしょ。」

敵って…

「だから、偵察。

先生も一緒に行くから。…行こう。」

こうして先生の唐突な一言を合図に私たちの“敵の偵察”が始まった。