そして、ようやくマンションにつくとそれぞれの部屋に入ろうとした。
けど…

「鍵、今日机の上に忘れた…」
「は?家族は?」
「たしか、今日は遅いって…」

あたしは、鍵を忘れていた…

「ったく、風邪ひくから入りなよ。」

そういい、少し困った顔であたしを部屋へと上がらせた瑠輝。