中にはいると…
「ちょっと…なんで、こんなくらいのー…」
「あたりまえだろ。お化け屋敷なんだから」
そういい、笑っている瑠輝。
ガタッ。
なにか音がした。
「きゃー。もう!なに!?」
「こわがりだなー。しょうがない。はなれるなよ?」
そういい、手を握ってくれた。
大きくて、暖かい手。
とっても安心できた。
やっとの思いでお化け屋敷を出ると、次はジェットコースターにいった。
たくさんたくさん、遊んだ。
でも、もう帰らないといけない時間だった。
「そろそろ、帰ろっかー?」
そういう、瑠輝。
「うん。そうだね。」
2人で、手をつなぎ帰り道を歩いていると突然土砂降りになった。
朝は、あんなに晴れてたのに…


