「おー。やっと来たか?」
そういい、振り向いた笑顔の彼。
「ゴメン。待たせたよね?」
「うん。待ったー。腹減ったー」
そういい、笑っている彼。
彼の全てが愛おしく感じた。
声。
仕草。
言葉。
優しさ。
表情。
全てがすごくすごく愛おしい…
全てを、独り占めしてもいいのかな…?
「なー。聞いてる?腹減ったー。」
そういい、覗き込んでくる彼。
「っ///きいてるよっ///」
「あれー?顔まっかだけど大丈夫ですかー?」
絶対からかってる…
「大丈夫!私お弁当なんだけど…瑠輝は?」
「ん?俺はねー。端樹のお弁当もらうー」
「えっ?」
「え?いや?嫌なら俺、昼食わないけど?」
「いや、いいよ!それに、体に悪いし。」
私は、お弁当を出すと瑠輝と私の真ん中に置いた。


