私はまだ、学校では女の格好をする勇気はなかった…
だから、今日もいつもと同じように学校へ向かった。
私は、どちらかといえば不良グループに属している。
「おー。瑞樹。はよ。」
そう声をかけてきた、仲のいいダチの隼斗。
「はよ。」
そう答えた。
「たっく、お前はいつもねむそうなんだからー」
「ねみぃーもん。」

「まぁ、そうゆうとこが可愛いんだけどな!」