相沢くんにとっては ただの電話だとしても、 あたしにとっては 好きな人との大切な電話。 すごくすごく、大切なこと。 ちょっとした世間話でも ドキドキしちゃうっていう、 それくらい重大なことなんだよ。 ピッ…ピッ… 震える手先で番号を打っていく。 思いっきり目を閉じて、 ギュッと通話ボタンを押した… プルルル…プルルル…… プチッ! そんな音と同時に胸の鼓動が ドキッと音を立てた。