その数日後。

大地に仲のいい女の子ができた。



「お前ら~付き合ってんのかぁ?
 堂々とイチャつくなよ~」



と、男子に冷やかされる程。


この前大地が言ってた子は、

あの子だったんだなぁ…


楽しそうに笑いあう2人。

次第に、あたしの頬には

涙が伝った。


あたしなんか、

目に入ってない。


あたしと大地の関係は、

ただの友達。



そう言い聞かせて、

あたしは大地への恋心を

封印したんだ……