もうやだ…

みんなの注目の的だし…



何であたしが

こんなこと言ってるの?


何であたしが泣いてるの…?



もう自分が分からなくなった。


でも相沢くんの気持ちを考えると

怒らずにはいれなかった。



ガラッ



「水瀬さん…
 俺の為に怒ってくれて
 ありがとう…」



「相沢くん…」



「俺…このクラスに
 馴染めるよう努力するので…
 よろしくお願いします!」