「大和!?」





「今日は帰れない」





大和は笑ってた。





こんなのずるいよ…。





「洋服とか…」





「おばさんが用意してくれた」





すると大和の横には大きなバックが2つあった。





お母さん…何してるの?





「大丈夫だよ…何もしないから」





「…えっ…」





「美羚の嫌なことはしない」





大和はまた寂しそうで。





でもなんで、って言えなかった。





私が悲しくなりそうで。