やっぱり遙もモテんじゃん…!! 「長谷川好きなんだ」 「ばっ!…なに言って!」 「なに顔赤くなってんだよ!」 俺は冗談混じりに言ったつもりが本気に聞こえたらしい。 遙は俺を叩く。 まじで痛い…。 しかも当たってたなんて。 「遙も乙女じゃん?」 俺は笑った。 そして教室に行き、放課後を待った。 俺は勉強より美羚だった。 早く美羚に会いたい。 いや、すぐ会えんじゃん!