私は強がりだからお兄ちゃんでもお母さんでもダメ。
郁実さんだから強がっている自分が弱い自分になる。
「美羚ちゃん…大和も大和だけど…美羚ちゃんがしっかりしなきゃダメよ!」
「でも、犬と猿のように仲悪いの…」
それを犬猿の仲っていうんだけど。
「昔からそうだったわね」
「だから私も好きなんです…大和が好きなんです!」
私は郁実さんにならなんでも言える。
素直な気持ちも。
「気持ちちゃんと伝えなきゃいけないよ?」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…