私から大和をキレさせた。 私は大和を好きなのかも知れない。 でも大和はやっぱり嫌いなんだ。 私と付き合っても意味ないから。 「美羚ちゃん!」 すると後ろから声が聞こえた。 「あっ郁実さん!」 郁実(イクミ)さんは大和のお姉さん。 郁実さんは海外に行ってて戻ってこないって聞いてた。 「なに落ち込んでるの?」 「郁実さーん!」 私は郁実さんに抱きついた。 そして大和のことを話した。