家に着くと電気が付いていた。 「美羚…?」 どこにいるんだよ…。 俺は美羚の部屋に向かった。 「…いるじゃん…。なんで来なかったんだよ!」 俺は怒りながら美羚に言った。 けど美羚は振り向くことなく応えた。 「奈津実と約束してたなら奈津実と回れば良かったじゃん」 奈津実…? 確かに奈津実とはいた。 でも話しただけ! 「…私とは遊びなんでしょ?…信じてみようって思ったのに!」