彼の独占欲

翌日、病院に俺はいた・・・

昨日の千葉の女性に関して、

高山に確認すべき事項があるからだ…


受付で、事務所の名前を伝え、高山との面会を希望した。


ちょうど、オペが終わった後で、すぐに会うことができた…


俺は、単刀直入にきりだした…

「千葉に住んでいる、女性と子供はどうするつもりですか?」

高山は、眉ひとつ動かすことなく…

「それは、誰のことですか?」

とこたえた。何て、薄情な奴なんだ…


俺は資料に添付されていた、写真を見せた…


「あっ…」


小さく声を上げ、

「この女性は今どこにいるんですか?」

俺に尋ねてきた。

まるで、探していたけど、見つけられなかったから、教えてくれと言わんばかりに…

俺は住まいを教える前に、関係を尋ねた…


「彼女は…俺の死んだ弟の彼女でした…弟が死んあと、姿が見えなくなりました。子供がいたんですね…」


高山は悲しそうな瞳で、そういった…


確かに資料には高山には双子の弟がいたとなっていた。