僕が告白してから2日たった。
たった2日なのに凄く長く感じた。
『その時は付き合って下さい!』
思い出してはにやける自分がいた。
や、だって……可愛すぎて!
告白された時死ぬかと思った。
「聖ちゃん気持ち悪い」
川崎さんの妹は性格悪いですねー。
何で姉妹でこんなにも違うんですかねー。
「そんなこと言ってる口はこれかぁ!」
「いた、痛い痛い痛い!ちょ、やめ!」
「悠里、離さないと聞けねぇぞ」
ナイス、大貴!
ありがとう!
渋々悠里の指が離れてく。
ほっぺた痛い。
休み時間、悠里から「お姉ちゃんにフラれた?」と聞いてきたので「違う!と、思う」って返した俺が馬鹿だった。
後悔しても時既に遅し。
ニタリと笑った。
顔が整ってるから一段と腹が立つ。
それから事情(俺が告白した事)を知っている、大路大貴も来た。
「結果知らないって何かやだ」
「あ、そう」
「……結果は知ってるけどね」
「だろうね!あー!悠里に知られてるとか、俺呪われてる?」
「そんなこと、ある!」
「あるの!?」
「落ち着けよ」

