「さぁ!相談を聞こうじゃないか」
昼休み。
お弁当を食べ終えた咲が言った。
みーちゃんも私を見る。
顔が赤くなるのを感じながら喋った。
「昨日、告白された」
「は」
「え」
「ちょ、誰に?」
「知ってる人?」
「ち、中学生」
「「中学生!?」」
「妹と同じクラスで写真は見た。話も聞いたから大体どんな子かは知ってるの」
「いや、でも中学生はどうなの」
「良いじゃない、中学生。可愛いし」
「あんたは年上好きでしょうが!」
「年上っていうか、器が大きい人?」
「好みはどうでもいいよ!」
「あ。優奈の相談だったわ」
「返事どうしよう……」
かなり本気な相談だった。
「ばか」