私達はとりあえず、千尋くんの生活に必要な物を買いにいくことにした。
お金は用意してきてくれてるみたいだけど、家までどうやって荷物を運ぼう。食器とかだけだったら2人でも良かったけど布団とかも買わないといけないしー。宅配にお願いしたら今日中にはとどかないだろうし。





「荷物どうやって運ぼうかなやんでます?」

「そうなんだよー」

「タクシー代貰ってるので、布団かったらタクシーで帰りましょう!」

「いいの?なんかごめんね?何から何まで。」

「大丈夫ですよ。僕のために動いて貰ってるんだし気にしないでください」





なんて言ってニコって笑うんだから可愛く思えてきた。