「布団とか、千尋くんが生活しるのに必要そうなものとか…」 「あぁ。美沙さんて今日お仕事お休みですか?」 千尋くんが立ち上がり、あたしのそばに歩み寄ってくる。 近くに立った千尋くんの身長にびっくり。 あたしがもともと身長が低いせいもあるけど、身長差が軽く30センチはある。 「そうだけど…」 千尋くんの顔を見て喋ると、自然と見上げる感じになった。 「じゃあ今から行きませんか!俺、お金もらってきてるので!」