俺は机に置いてる教科書でセージの頭を叩いた。
「別にお前は知らなくていいっつーの。ぶっちゃけて言えば、他人なんだし」
「他人じゃねぇから!!兄の大親友って言う肩書きがあるんだからな!!」
「……ったく、どんな肩書きだよ」
セージはどうしても菜緒子の好きな奴が知りたいのかよ。
「はぁ…。仕方ねぇな…」
「尚斗ぉ〜!!」
「言っとくけど、今日だけだからな」
「おうおう!!」
うまくセージに乗せられた感じはするけど、実際俺もどんな奴か知りたいし。
菜緒子の好きな奴……。
そんなに簡単には見つからねぇだろうけどな。



