坂田家の日常




勝手に部屋に入ってきた姉貴は、俺のベッドの上に座る。



「姉貴、何しに来……」

「何話してんの?」

「進路の話ッス」

「進路だぁ? あんたらまだ決まってないの?」

「奈緒美さんは就活はいいんですか?」

「んなの、とっくに決まってるわよ」

「…………」



姉貴とセージが話し出したから、俺は端に追いやられる。



ここ、俺の部屋なんだけど……。



「奈緒美さんはどこに就職で?」

「あたしの先輩がショップ開いてるから、そこで働くの」

「いいッスね〜」

「5月には決まってたわよ」

「おぉ!!」



もう、いい加減にしろ。