坂田家の日常




「つーか、マジでどうした」



休み時間になって、机にうつ伏せている俺に、セージは話しかけてきた。



「あー…うん。ちょっとな……」

「もしかして恋か!?」

「菜緒子がな……」

「……………」

「……………」

「…………は?」

「…あっ、やべっ」

「はあぁぁぁあ!?」




やってしまった……。



セージが大声を出したせいで、クラス中の注目の的。



だけど今のセージには関係ない事だ。



「尚斗っ!!それどういう事だよ!!」

「く、口が滑っただけで深い意味は……」

「菜緒子ちゃんに好きな輩(やから)だと!?」