坂田家の日常




あ、姉貴…?



「っ……」

「尚斗っ!!奈緒美さんっ!!」

「――――…た」



胸ぐらを捕まれる俺と、俺を睨む姉貴。



「それをどこで聞いた」

「お、俺知らねっ…よ…」

「じゃあセージ、お前が聞いたんだな」

「は、はいぃっ!!」

「チッ…」



俺から手を離した姉貴は、どこかに電話をかけた。



「てめぇら!!ふざけんじゃねぇぞ!!あたしに黙ってなな!!眞里が引退だぁ?詳しく聞かせろ!!」



「……………」

「……………」



どうやら姉貴は知らなかった……らしい。



ヤバイ事をしたかも。