坂田家の日常




「ちょっといいかしら」



姉貴は男が集まってるテーブルに、堂々と乗り込んでいく。



「ん、何々!? 一緒に飲む!?」

「気安く触んな」



男に肩を触られる直前で、男の腕をキツく握りしめる姉貴。



「この席の奴、眞里はどこ?」

「い゙っ……ま、眞里ならさっきトイレに……」



よっほどキツく握ってたのか、男は相当痛そうだ。



「……アイツ、逃げやがったな」

「あ、姉貴?」

「今すぐトイレ行って見てこい」

「え、ヤダ…」

「尚斗」

「…………」



そんなに睨まなくても……。



「はいはい、行きます」